最新の省エネ型冷蔵庫はこれまでの1/5のCO2排出量で、電気代の節約は年間17000円にもなっています。ほとんどの方はそうだと思いますが、壊れないからと、ず〜っと古いものを使っていませんか。CO2削減法の一つとして家庭での省エネを考えてみましょう。
皆さんの家ではどのような電化製品を使っていますか。さまざまな電化製品を使い、ガス・灯油を使い、水を使って、車に乗っている家庭は、年間にどのくらいCO2を排出しているのでしょうか。この10年間で全体のCO2排出量が19%も増え、水道・光熱だけでも24%増えています。標準4人世帯で調べてみると左図のようになります。図から解るようにこの原因は一目瞭然で、「電気」と「自動車」です。ですからこの点に着目すれば、CO2を大きく減らすことができるはずです。
省エネ作戦
CO2の排出量を減らすだけでなく、電気代を大幅に節約できる。そんな省エネを「我慢」や「努力」ではなく、ゲームを通してやってみました。ゲームは、一家族に250万円が提供されて、今使用している電化製品を省エネ型に買い換えていきます。買い換えの目的はCO2削減です。グループの5人で知恵を出し合いながらの省エネゲームは、他のチームとの競争もあり大いに盛り上がりました。我がチームはCO2排出量を20年間で51.1%減らすことができ、節約金額は365万円でした。
南の島が沈んじゃう
地球サミットがリオデジャネイロで開かれてから10年がたちました。その後の京都議定書で日本はCO2等を1990年比で2012年までに6%削減することを約束しています。しかし、現状は逆に19%の増加になってしまっています。
一方、世界では、サモアの海岸線の後退や北極の氷河の崩壊、珊瑚礁の滅亡などの現状があり、CO2削減は急務です。前号で取り上げたエスコ事業は、企業向けの省エネ提案でした。家庭向けには「買い換えのための資金10万円(実際には250万円は難しい)を融資して、CO2削減をすすめる」NPOの実践が注目されています。
これからの市民活動として大いに期待でき、杉並でも提案していきたいと考えています。
(翔く市民レポート NO.46 2003.11.10)


