2008 年
11 月
1 日
避難所の高齢者のために
〜災害時の心得〜
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義父の介護をして3年になりますが、地震などの災害の際に避難所に行くことになったらどうなるのか。災害時高齢者生活支援講習(主催:杉並ボランティア・地域福祉推進センター)のお知らせをみて、参加しました。
講師は日本赤十字社の指導員2名。前半1時間は災害が高齢者に及ぼす心身への影響とどのような対応が必要か、というお話。避難所の写真を見ると車いすの人、寝ている人も見られます。ぐるっとまわらないで、頭上をまたいでいく人もいます。日中は多くの人が外出しているのですいていますが、夕方から明け方にかけては大変な混み具合です。相当のストレスがかかることが想像されます。
「生活不活発病」は初めて耳にした言葉でしたが、「動きにくい」ために「動かない」でいると「動けなくなる」状態で、心身の機能が低下することをいいます。ゆっくりと落ち着いて声をかけ、立ち上がるところから一緒に動くことをうながす人がいなければ、あっという間にこの病気になってしまいます。大切に思って何でもしてあげることが、かえって良くないのは災害時も同じです。
避難所に向かう時、持ち出せる荷物は3キロ程度です。常備薬の名称と服用量、住所、電話番号のメモ、500mlの飲み物2本程度をお忘れなくとのこと。
後半1時間は実技でした。 @ 床で寝ている状態からの起きあがり、立ち上がりの介助―避難所にはつかまるものがないために起きあがりにくいとのこと。 Aホットタオルを作る―熱湯100ml、ビニール袋、フェイスタオル2枚で作ります。 B 足浴―段ボール、39度のお湯とごみ袋でできます。 C 背中のマッサージ―体に触れるので声をかけながら。 D 毛布を使ったガウン―ひもで着物を着付ける要領で。 E 風呂敷2枚をつかったリュックサック(写真)
参加者の目からウロコが落ち、周りの人に思わず伝えたくなる内容でした。工夫をしながら編み出され、広がってきたこれらの技はどれも身近なものを使い、難しくありません。限られたものしかない状況で工夫をしているようすが見てとれます。おりしもこの日は新潟県中越地震が起きてちょうど4年目。私の「防災覚悟の日」となりました。 (杉並・生活者ネット会員 塚原彩子)
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